【腸活の菌】～菌は生きていなくていい～

「生きて腸まで届く！」そんな謳い文句を聞いたことがありますよね！

私も、それが頭にあり、どうせ摂るなら生きた菌でしょ！と思っていました。

でも実は、そんなことはなかったんです！！😮

実は、死菌や殺菌のほうが良いこともあるのです。

実は、死菌や殺菌のほうが、腸に吸収されやすく、より効果的なこともあるのだとか。

死菌・殺菌とは、字のごとく、すでに死んでしまった菌や、あえて死なせてしまう菌のこと。

生きた菌が良いのは、現段階で腸の状態が万全な方。

一方、現段階で腸に悩みのある方には、生きた菌では効果が薄いようです。

便秘や下痢など、これから腸活を考える方には、死菌や殺菌のほうがおすすめ。

なぜなら、問題のある腸の場合、生きた菌を味方に付けられる状態ではないということ。

現段階の腸は弱っているため、ピンピンとした生きた菌を吸収する力が備わっていないのです。😢

腸活を始めるには、まず、今の自分の腸の状態に合わせたやり方を選ぶ必要があります。

ここでは、甘麹を例にお話します。

以前、「【発酵食(麹)】で腸が整う！～過敏性腸症候群が改善～」という記事を書いたのですが、一部訂正も含めて。

実は、市販されている発酵食品の菌は、３つあるそうです。

一つは、生きた菌の“生菌”。

もう一つは、死んだ菌の”死菌”。

そして最後は、あえて死なせた菌の”殺菌”。

ここで、直感的に良いと思うのは、”生菌”ですよね。

しかし、それが意外と違ったようです。

実は、死菌や殺菌は、腸内細菌のエサになるため、腸内細菌が元気になり、腸内環境が改善されるのだそう。

そのため、あえて”生きた菌”を選ぶ必要はないのです。

もちろん、すでに美腸をお持ちで、美腸を維持したい方は”生菌”が理想。

なぜなら、”生菌”を活かせる強い腸をすでに持っているから✨

一方、何らかのお悩みをお持ちで、これから腸活を始める方は、”死菌”や”殺菌”から取り入れてみましょう♪

弱った腸の場合、”生菌”では取りこぼしてしまい、いまいち腸内環境の変化が見られない可能性があります。

お薬など、何にでも言えることですが、いくら世間的に”良い”とされているものでも、体に合っていなければ、当然効果は得られません。

まずは、弱い腸でも、しっかりとエサを吸収し元気な菌になるよう育てましょう！😊

じっくりと腸内細菌を強くし、変化が出てきたら”生菌”を選ぶ。

順を追って腸活に取り組みましょう♪

そうすることで、効果的に美腸を作り、維持できるようになるはず☆彡

甘麹の作り方

以前の記事では、「麹菌は７０度以上で死滅するため、５０～６０度の温度をキープする必要がある」と書きました。

しかし、その必要はありません。

死菌でも十分腸活ができます☆彡

そうなると、もっと簡単に手作りすることができますね！🥰

温度管理が必要ないのなら、完全放置でOK！

混ぜて放置。ただそれだけ！

就寝前に仕込んでおけば、翌朝起きたら完成しています❣😍

甘麹は冷凍保存も可能で、お砂糖の代わりにもなり、とっても便利です！！

麹はどこで買えばいい？

せっかく手作りするなら、より安心安全なものにこだわりたいですね。

できるだけ、無農薬・無化学肥料のお米を使用した麹を探しましょう。

近くに醤油屋さんや味噌屋さん、酒蔵があるなら、訪ねてみるのもいいかもしれません。

産直販売のお店でも見かけることがあります。

生麹は、５００ｇ～１㎏単位で販売されているものが多いですが、甘麹のほかに醤油麹や塩麹も簡単に作ることができますし、そのまま冷凍保存も可能なので、気軽に試してみましょう😊

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