【月経カップ】のメリットとデメリット～実際に使用してみた感想～

こんにちは！(^^）ちなみです♪

今回は、”月経カップ”について。

もうすでにご存じの方、何それ？と思われた方、それぞれいらっしゃると思います。

知ってるけど手が出せない、初めて知ったけど使ってみたい、そんな方のために、私の実感をお伝えします。

月経カップとは、タンポンと同様、膣に挿入して使用しますが、経血の吸収ではなく溜める仕様。

環境問題や健康被害に敏感な方、また、スポーツをされる方など、徐々に使用する方が増えています。

私が、初めて月経カップを知ったのは、女性サーファーのインスタグラムで紹介されていたこと。

私も、サーフィンを始めてから、ナチュラルなモノ・コトを意識するようになっていたため、その記事を見て”月経カップ”が、とても気になりました。

結論から言うと、実際に使ってみた感想としては、”良い”です。(^^）

でも、やっぱりデメリットも。

これから使ってみようと考えている方の、参考になればと思います。

月経カップを始めたきっかけ

最初に記載しましたが、私が月経カップを使用するきっかけになったのは、インスタグラム。

環境に優しく、快適に過ごせるとのことでした。

さっそく調べてみると、ごみを出さず、嫌なにおいや蒸れもなく、しかも、快適に過ごせる、そんな紹介がたくさんされていました。

近年、プラスチックごみの問題が、以前よりも増して、大きく取り上げられるようになっています。

月経カップを使用することで、ごみ問題の改善につながる、一歩になる。

また、タンポンは体に必要な分泌物まで吸収するため、子宮トラブルなど、健康に影響を及ぼす可能性があります。

自身の体に負担をかけずに、生理中でも快適に過ごすことができる。

これらを考え、”これはいい！使わない選択はない。”と思ったのが始まりです。

ということで、すぐに楽天市場へ♪

すると、なんだか、やたらと色々な種類が・・・(;・∀・)

紹介されていたものを買うつもりが、どれを買っていいやら迷うハメに・・笑

今度は、どの種類が使いやすいかを検索。

すると、メリットやデメリット、使い方を紹介する記事や動画は、たくさん出てくるものの、結局どれを買うべきなのか分からなくなり、買い渋ってしまいました。

本当にうまく使えるのか、これを膣に挿入するのか・・・など、購入までにしばらくかかりました。

でも、使ってみないことには分からない。コスパは悪いけど、買ってだめなら、他を試せばいい。

ということで、結局、最初にインスタで見た”エヴァカップ”を購入しました。

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それと、洗い替え用にもう一つ。”ベルリーカップ”を購入。(使い心地を比べたくて。)

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月経カップのメリット

1.ごみの削減ができる

近年、特に耳にするようになった、”海洋プラスチックごみ問題。”

私たち女性が、毎月使用する生理用ナプキンも、プラスチックごみです。

女性は平均４０年、生理を経験します。その間に、１人が使用するナプキンの数は、約１万枚と言われています。

つまり、それだけ大量の数のプラスチックが、ごみとして捨てられているのです。

そして、さらに衝撃なことに、このナプキンが正しく処理されず、海洋プラスチックごみとして流れているものも多数見つかっているそう。

月経カップは、使い捨てナプキンとは違い、洗って繰り返し使用します。

そのため、使い捨てナプキンの使用を、月経カップに変えることで、ごみの量を大きく減らすことができるのです。

海洋プラスチックごみとして、海に流れ着いているナプキンも、無くなっていきます。

2.コストを削減できる

女性が生涯のうちに経験する、平均４０年の生理期間に、使い捨てのナプキンやタンポンなどを使用すると、生理用品にかかるコストは、なんと数十万円にも上ります。

月に一度の買い物で、数百円だけ支払うナプキンには、さほど何も感じませんが、年間や生涯でいくらかかっているのかを計算してみると、恐ろしい額を払っていることに気がつきます。

月経カップの場合、繰り返し使用することができ、しかも、約１０年も使用が可能です。

（※メーカーや使い方など、状態により異なる。)

月経カップの費用は、一つ５０００円前後と少し高いですが、長い目で見れば、かなりコストが削減できます。

3.蒸れやにおい、かぶれを防げる

ナプキンの場合、蒸れやにおいが気になります。特に、暑い夏は、たまらなく不快です。また、人によっては、かぶれを引き起こします。

これらの対策から、タンポンを使用している方や、布ナプキンを使用している方も多いでしょう。

しかし、タンポンも結局は使い捨て。ごみを出すことになります。また、子宮内膜症やトキシックショック症候群など、タンポンの衛生面が原因で健康被害をまねく恐れもあります。

布ナプキンには、そういったリスクはありませんが、経血量が多い時には特に、洗い替えに手間がかかります。

月経カップは、膣の中で経血を溜めるので、不快な蒸れやにおいが発生しません。また、ナプキンを何度も交換する必要がありません。

普段と変わらず、快適に過ごすことができます。

4.荷物を軽減できる

お出かけの際のナプキン。これが結構かさばりますよね。特に旅行の時に生理がかぶると、その量はさらに増えます。

だから、タンポンを使用したり、薬を使って周期をずらす方も多いでしょう。

でも、これらにはやはり、健康被害のリスクがあります。

月経カップは、長いもので約１２時間の使用が可能。

短い外出なら、交換の必要がありません。(※ただし、経血量によります。)

長時間や宿泊を伴う場合でも、替えの月経カップをもう一つ用意し、二つを洗い替えで使用すれば、荷物はそれだけで済みます。

月経カップのデメリット

1.挿入が難しい（慣れるまで時間がかかる）

月経カップは、タンポンと同様、膣へ挿入しますが、直径が広いため、少し難しいです。

挿入パターンがいくつかありますが、慣れるまでに時間が必要です。

タンポンの場合、直径が小さく、アプリケーターが付いているため、比較的挿入は簡単です。

しかし、月経カップの場合、カップを折りたたんだ状態で、膣の奥まで挿入し、カップが開いたことを確認する必要があります。

この時、指が経血で汚れます。また、うまくカップが開いていないと、経血が漏れてしまいます。

さらに、経血が少ない場合など、膣が潤っていない状態で挿入すると、擦れなどで痛みを感じます。

2.外出先での使用の懸念

メリットとして、外出時の荷物の軽減を挙げましたが、使用には少し気を遣う場合もあります。

月経カップの最大使用可能時間は、8～12時間。この時間内に、漏れの不安がなく、自宅や宿泊先などへ戻る場合は、問題ありません。

しかし、経血量が多く、漏れの不安がある場合や、使用時間を超え、外出先での交換が必要な場合、汚れたカップの処理に戸惑います。

人の出入りが多いトイレの場合、経血の付いたカップをその場で洗うのは難しい。

かといって、汚れたままのカップを携帯するのも懸念がある。

ウエットシートなどで軽く拭いてから、専用ポーチに入れて交換しますが、結局、ウエットシートの荷物が増えてしまいます。

3.使用前後の煮沸消毒が必要

月経カップを安全に使用するためには、使用(挿入)前後の煮沸消毒が必要です。

そのため、煮沸用の鍋やカップを用意する必要があります。

気にしない方は、普段使いしているものを使用すればいいですが、いくら洗ってからとはいえ、膣に入っていたものを普段のお鍋やカップに入れるには、抵抗がありますよね・・(^^；

使用した感想

冒頭でも、結論、”良い”とお伝えしましたが、使い慣れれば、本当に良いです。

ただ、慣れるにはやはり時間が必要です。

私が使用し始めたのは、実はすでに半年前。それでも、まだ正直、手こずっています。(;´д｀)

挿入がどうしても難しい。スムーズに入れられない・・・

なんとか挿入しても、時々カップが開いておらず、漏れることもあります。

これが睡眠時だと最悪。後ろまで流れ、パジャマやシーツを汚してしまったこともあります。

また、奥まで挿入できていないと、出すときに引っ張る突起部分が、膣口に当たり、不快感を感じることがあります。

それから、経血量が少ないときなど、膣の潤いがあまりない状態では、さらに挿入しづらく、痛いです。

その場合は、膣用のジェルを使用しています。

こんなに書くと、デメリットしかないように思えますよね！(^^；

しかし、それでもやっぱり、使いたい！使い続けたいんです！このデメリットを解消できるまで☆★

なぜなら、デメリットを上回るメリットを感じられるから。

確かに、半年使用しても、まだ、難しいです。

でも、それ以外はメリットしかない。

蒸れやにおいの不快感がなく、スポーツをしても快適。

ナプキンのごみを溜めることもない。

頻繁にナプキンを購入する必要がない。

旅行や大切な用事に重なっても、ピルを飲む必要がない。やり過ごせる。

私は、特に夏の生理期間が本当に嫌でした。

蒸れやにおいの、たまらない不快感。外出時やスポーツ中の、気になる漏れ。

みなさん同じだと思います。

それが、月経カップを使用するようになってから、感じなくなり、普段と変わらず快適な日常生活を送ることができています。

サーフィンも普段通り楽しんでいます♪

それまでは、タンポンをしてまで入る気にはならず、生理期間中は海はお休みでした。カップのおかげで、期間中も安心して衛生的に遊ぶことができます。

また、旅行の際には、周期をずらすため、ピルを処方してもらっていましたが、やはりピルも薬には違いないわけで、体にいいとは思えません。

月経カップは、最大12時間使用可能なものを選んで、二つを使い回せば、外出先でも事足ります。

もちろん、カップだけでは不安な時や、ナプキンやタンポンの方が都合がいい場合もあります。

実際は、その時々で、使い分けています。

基本的には月経カップ。シーンにより、ナプキンやタンポン、という感じです。

ちなみに、月経カップを挿入中は、布ナプキンを当てています。

うまく挿入できていれば、ほどんど汚れることはありませんが、たまに漏れることがあるためです。

最初のうち、慣れるまでは、紙ナプキンと併用するのがいいと思います。

このように、月経カップは、自分自身も快適に過ごすことができるうえ、とてもエコで、一石二鳥。

ただし、何でもそうですが、使用は正しく！それが原則です！

使い方を誤れば、健康被害を及ぼすことにもなりかねません。

正しく使用し、生理期間も快適に過ごしましょう♪＼(^o^)／

月経カップの選び方

月経カップは、サイズ、形状、素材、製造元など、メーカーにより様々です。

まずは、自分の膣の形状(膣口の広さや膣内)を確認した方がいいと思います。

私は実際、購入時にどれにすべきか迷いました。そして、調べていると、上記のことが書かれていました。

しかし、自分で触ってみることにかなり抵抗があり、怖くて確認できず、なんとなくでエヴァカップ(高価)とベルリーカップ(安価)を購入。

これまで書いてきたように、どちらも未だに、手こずっています。

もしかすると、大きさの問題なのかと、そろそろ別のものをもう一つ、購入を考えています。

最初に購入したものが合わなければ、コスパは悪くなりますが、使いやすく快適なものがいいですし、長い目で見れば、悪くないと思います。

合う合わないがありますが、私の現在使用中、購入を検討中のリンクを貼っておきます。

口コミや比較サイトを参考に選んだ商品です。

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Keep smiling！Be happy！！＼(^▽^)／

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪